【第64回ちばてつや賞】 2次選考の議事録を公開します!

2013/11/28 00:00

ちばてつや賞] [新人賞

ちばてつや賞一般部門の2次選考は部内選考会です。

モーニング編集部員全員で議論を行います。その場で、自分の気に入った作品を最も熱を込めて説明した編集部員が、その新人作家の担当編集となります。

参加者全員の投票で上位となった作品が、最終選考へと進みます。


『落下傘』
あおやぎ高ノ介(山梨県・30歳)

【ストーリー】 自動車教習所の教官・立花は、マジメな女子・鳴沢にホレている。部屋に連れてきたまではよかったが、彼女は猫アレルギーだった。悩んだ挙げ句、愛猫マーを捨てる立花。猫も君も大事だと鳴沢に打ち明けたとき、シアワセが空から舞い降りる。

編集部員・A
私が担当です。この方はモーニングやアフタヌーンで数回新人賞の選考に残っている方です。雰囲気で物語を完結させる傾向にあったので、「話にオチをつける」「強い感情を描く」という点を意識してもらい修正をお願いし応募作ができました。猫が落下傘で落ちてくるというメインのシーンのアイデアは悪くないと思ったのですが、全体的には曖昧さが目立ったかなと。作者に何となく独自のセンスはあるが、やはり突き抜けていくものがないとな、ということは実感としてあります。
編集部員・B
猫がかわいいから、それで成立してるのではと思いましたが(笑)
編集部員・C
確かに、猫はかわいいですよね。ただ、恋愛の部分をもっと力を入れて描くべきかと。
モーニング編集長・島田
印象的なシーンを1つ思いついて物語を作るという方法はありだけど、プラスアルファがほしかった。主人公をとりまく恋愛とか状況に、もっと変化がほしいんだよ。やっぱりある程度経験のある応募者なんだから、ストーリーをもっと磨いてほしい。


『雨雫の歌』
髙橋智乃(北海道・22歳)

【ストーリー】 ある雨の日、主人公・晴美が出会った不思議な男の子。彼は握っていた鈴から、マジシャンのように傘を取り出して、晴美に貸してくれた。彼を隣のクラスに来た転校生だと思い込んだ晴美だけど、どうやら違うらしい。「雨の日だけ現れる、あの男の子は一体誰なんだろう?」晴美の小さな旅が今、始まった。

編集部員・D
この作品で持ち込みにいらっしゃったのですが、空間表現にセンスを感じ、また透明感溢れる絵柄も好きで、担当になりました。
編集部員・E
話がちょっと把握しづらかった点はありますが、一瞬の煌めきを切り取る絵にセンスを感じました。
編集部員・F
僕も結構評価しています。やはりストーリーという点でひっかかるのですが、それでも原稿をめくらせる力があるのはすごいなと。まだ漫画を描き慣れてない方だと思うので、担当が、どこまで説明したら読み手に状況など伝えられるかをアドバイスすれば、かなり伸びるんじゃないかなと思いました。
事務局長・河本
僕は話が弱いという部分が気になりました。キャラクターが内向的な理由も分からないし、設定を読者に伝えるのにもっと工夫がほしい。現状、雰囲気だけの作品になってしまってるんじゃないかな。


『九龍的日常—郵便屋の場合—』
棚橋凍土(岐阜県・25歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 渾沌(フンドゥン)という大いなる雲に覆われた九龍城。小燕(シャオイェン)は、その東地区を担当しているサボり癖のある郵便屋。食うにも困って久しぶりに配達に出るが、街では童渾(トンフン)という化け物が出たという噂が飛び交っていた。

編集部員・G
「天才」の定義は色々あると思いますし、天才だから何かが解決するという短絡的な考えはないのですが、しかしこの方はやはりもう天才としか、私の見識では言いようがないと感じました。1コマ1コマの背景が隅々までよく描かれていて、じっと覗き込んでしまいたくなる世界の実在感であったり、「ガランドウ」という演出もそうですが、必要な情報と読みやすさのバランスを追求したコマ割りなどは、リズムの末に自然と音が聞こえてくるかのような素晴らしさを感じました。それに加えて、人物の線は柔らかく、なまめかしい。そして服のパーツも、機能性と色気のあるファッション性が融合され、素晴らしいデザイン。ストーリー展開も、エンターテインメントのあるサービス精神に溢れ、とにかく楽しませて頂きました。このまま連載されていてもおかしくない、読みたい作品だと思いましたし、今後も企画の相談をしたりなど、ぜひ担当させて頂きたい方だと感じました。
編集部員・H
すごく作品の完成度が高いですよね。絵がめちゃくちゃうまい。服のデザインもさりげなく凝っていて、楽しかった。
編集部員・E
粗削りな絵だけど勢いがあって、描くことが好きそうですよね。それと、ダークな世界を描くのも上手そうですね。
編集部員・I
俺は結構こういうタイプの作品が好きな方だけど、あまり高く評価できなかった。ビキニにチャップス(革製のズボンカバー)っていう服のチョイスなどは好きなんだけどね(笑)。異世界モノって、その世界じゃないと描けないものがあると感じたらすごく納得できるんだけど、俺にはこの作品がそういう風には見えなかった。漫画として完成しているかというと、まだ改善できる点はたくさんある気がする。
編集部員・J
僕は担当希望するくらい好きですね。おっしゃる通り、この世界じゃないと……という部分は足りないかもしれないですが、この方の頭の中にこの街が完成している感じが伝わってきました。自分の目でその街を眺めながら描いてるんですよね。だからこそ細かく描ける。漫画を描きたい欲がかなり強い、熱意のある方なんじゃないかなと。


『DOPE』
やすでらよう(東京都・28歳)

【ストーリー】 「9秒の世界を見たい!」。100m走の選手としてかつて賞賛を浴びた男は、禁断の果実を口にした。それは、ドーピング。グルと称されるドーピングの魔術師と手を組み、それぞれの夢を摑もうともがく。そして、100mの決戦の日。男たちの夢は叶うのか——。

編集部員・C
私が担当です。第30回のMANGA OPENで『夏の秘密基地』という作品で奨励賞を受賞された方です。
編集部員・K
話も面白かったし、雰囲気はすごくありました。
事務局長・河本
「100mを10秒切る」という目標設定が、漫画としてわざわざ描くにしては、ちょっと夢がないなと感じました。またラストなんですが、結末を描いていないんだけど、敢えて描かなかったというより、作者が逃げてしまった印象だったかな。やはり、作者なりのちゃんとした結論が見たい。
モーニング編集長・島田
絵がうまいし、ある意味「顔芸」だよな。例えば、『インベスターZ』みたいな企画と情報量が半端ないものとかなら、この絵はいきる気がする。ただ俺も、秒数の設定が漫画なんだからもうちょっと大きくでてもいいのではって思ったよ(笑)


『暗夜行路』
周子皓(大阪府・25歳)

【ストーリー】 舞台は鳳歴506年。周国の皇帝となった弟は、政を執っていた。一方の兄は、自由気ままに暮らしていたが——!?

編集部員・L
中国出身の方で、今は日本に住んでいます。持ち込みを2回受けたのですが、はじめは漫画の形になっていなかったのが、2回目には飛躍的に成長されていて、担当になりました。今回の応募作は打ち合わせはしていません。話が分かりにくいところもあるのですが、皆さんの評価を伺いたく賞に応募しました。今後も中国を題材にしたオリジナルストーリーでデビューを目指していきたいそうです。
編集部員・M
話は分からなかったのですが、絵に雰囲気があり、題材によってはこの特徴的な絵が武器にもなるのかなと。
モーニング編集長・島田
印象論の話にはなってしまうけど、漫画って煎じ詰めると、情念やエネルギーをどれだけ筆先に乗せることができるかに尽きると思う。そういう意味で、この作品は、若干デザイン寄りかもしれないけれど、キャラの顔から感じるエネルギーがすごかった。ストーリーは分からなかったけどね。次も中国を題材にするのもいいんじゃないかな。平常心の時の顔より、激している時の顔に特に熱を感じたよ。
編集部員・H
僕は逆にその点が若干心配です。もし自分が担当ならば普通の時の顔もちゃんと描けるように直してもらう。「迫力押し」のようなクセは直した方がいいと思いました。


『ロックンロールランドリー』
中ノ村ショウコ(大阪府・22歳)

【ストーリー】 コインランドリーに行けばあの人に会える——。少年が恋をしたのはバリバリ働くOLのお姉さん。ある日、ひょんなことからお姉さんにお金を借りることになり……。

編集部員・E
持ち込みを受けて、空間の切り取り方にセンスを感じ、担当になりました。この応募作は打ち合わせはしていないのですが、爽やかでかわいらしい印象で、絵柄も好感が持てました。
編集部員・J
16ページでまとめているのはすごいですよね。話も破綻していないし。ただ、なぜ女性が泣いていたのかとか、ところどころ説明不足を感じました。
編集部員・I
青年誌でやっていくなら、コマ割りはもっとスクエアにした方がいいと思う。コマにコマを重ねたり、枠線と枠線の間が狭かったり、斜めに切りとったコマなど、女性誌寄りな印象だね。
編集部員・N
コンパクトにまとめているし、話も最後まで読めたけれど、新人賞としてはこの方の「売り」になる「武器」をもっと感じたかったです。絵柄も特徴的ではあるけれど、このデフォルメでとどまってしまうのはもったいないなと。まだ若いですし、色々なジャンルの話や絵柄にも挑戦してほしいですね。


『真夏のランドリースウィング』
潮見灯子(神奈川県・28歳)

【ストーリー】 長年使い続けてきた洗濯機「新妻号」。蓋を開けると顔が現れて喋るようになっていた! みゆきの人生を見続けてきた「新妻号」は現在、彼氏とうまくいってないみゆきに諸々アドバイスしていくが……!?

編集部員・H
私が担当です。何度かモーニングの新人賞に応募していて、第33回MANGA OPENで『妙子と早苗の一週間』という作品で奨励賞を受賞されています。この方のちょっと不思議なことを考える発想力に魅力があると感じています。また、少しずつではありますが、普通に読み易い漫画を描くという点で進歩していて、新人賞はこの作品で卒業して、今後は雑誌掲載を意識した作品作りをしていきたいと思っています。
編集部員・E
絵が温かく不快感というのをまったく感じないですよね。話のラストは若干ありきたりな印象ではありましたが、個人的な思い出として、幼い頃洗濯機の中にはオバケがいると考えていたことがあり、懐かしい気持ちになりました(笑)
編集部員・I
しゃべる洗濯機を描いていって、洗濯槽のフタみたいな部分に顔描く発想って、実は変わってるよね(笑)
編集部員・H
そうなんです。そういう視点がこの方の魅力かなと。
編集部員・N
私はこの方のファンなんですが、確かに技術的な面ではすごく成長していると思うのですが、設定の面白さやギャグのネタなどは、若干トーンダウンしてしまっている気がします。いい意味ですれていない作品の明るさを強みに、ぜひ頑張って欲しいです。


『リトルヒローズ』
西條廣美(滋賀県・24歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 ド田舎の町に、東京から転入生・勇介がやってきた! 彼は、ゲームやお菓子を駆使して学校の人気者になろうとするが、いじめっ子の6年生に目を付けられて初日から孤立してしまい……。

編集部員・O
果てしなく広がる田舎道とか、大きい山とか、イノシシとか、子どもの視点で世界の見え方をリアルに描き出していたと思います。話の整合性とか、突っ込みどころはたくさんあったんですが、それを差し引いても読後感が爽やかで、とても気持ちよく読めました。
編集部員・P
すごくいい話で、最後に感動して泣きそうになってしまいました。話全体はとてもベタな作りで、ラストシーンも予想通りだったんだけど、「うわっ、来た!」って感動してしまって。読者を引き込む力があると思いました。
編集部員・L
全員のキャラクターがしっかり立っていて、今回の作品の中で一番いいと思いました。思っていた通りに話が進むのですが、起承転結もしっかりしていて、最後にしっかり感動できました。
編集部員・I
真正面からのカットがとても多くて、愚直というか拙い部分もあるんですが、すごい熱量でどんどん攻めてくるから、感動するというのもわかります。
編集部員・Q
読んでいて、まだまだ伸び代があると思った。なんでトロッコが空を飛んだのかとか、よくわからない部分もあったんだけど(笑)。それに、コマのメリハリというか、大ゴマを使うべきところで使えていないところもあった気がしたね。それでもきっちり読めるというところに、すごく可能性を感じました。


『恋色ギター』
菊池みのる(兵庫県・18歳)

【ストーリー】 梅はおじいちゃんの形見のギターを修理店に預けた。傷みは激しいが、弾きながら歌えるようにするためだ。ギターの修理を見に通うにつれ、梅は店長の篠崎に想いを募らせていく。やがて修理は終わってしまうが……。

編集部員・R
目の描き方などレベルとしてはまだまだだけれど、実に表情に色気がありますね。デッサンもよれているのに艶っぽさがある。丁寧に感情を紡いでいる点に好感を持ちました。可能性がすごくある方だなと。
編集部員・J
すごく読みやすい漫画を描く方ですよね。話の中身はまだまだですが、作りはしっかりしている。破綻がないですよね。作品評価というよりも、作家の可能性に期待という感じです。オリジナリティもありますし、かなり伸び代があるんじゃないでしょうか。
編集部員・S
ただ「ギター」という題材に取り組むなら、もっと取材が必要ですよね。リアリティという部分への意識が、まだないのかもしれない。
編集部員・N
魅力的な線だなと思いますし、この年齢で話をまとめる力があるのは素直にすごいと思いました。ただ、やはり作品自体は物語という点で、読み応えがあまりなかったです。雰囲気によってしまったかなと。


『ミエルヒト』
佐藤宏海(愛媛県・32歳)

【ストーリー】 心霊雑誌を出版する会社に就職したものの、彼女のサヨコには振られ、心霊写真を捏造する日々を送るマサヒコ。入社して1ヵ月がたったある日、1枚の写真にサヨコの姿が写りこんでいるのを見つける。
編集部員・E
僕が持ち込みを受けて、その時はストーリーが面白いというよりも、絵がとてもうまいなと思い担当になりました。話はベタな印象なんですが、ご本人もそれは認識しているので、改善点が見えている分、まだまだ面白くなる可能性があるのではと。また、この方は女性のキャラクターを描くのが好きそうなので、それは今後武器になると思いました。
編集部員・B
う~ん、絵柄や話が新人っぽくない感じだったな。
編集部員・I
絵は確かに達者なんだけど、だからこそテーマや物語の幼さが目立ってしまったかな。
編集部員・S
ストーリーものより4コマやショートで絵のうまさをいかしてみるというのはありかもと思ったよ。
編集部員・R
話が作者の都合に合わせて動いている感じがして、物語に入っていけなかったかな。
編集部員・P
.読みやすくはあったけど、コマにメリハリがついてない印象でした。


『父へ』
石丸のっこ(千葉県・24歳)

【ストーリー】 父に病気が見つかった。それは、もう完治することが難しかった。家族最期の時間、娘である私ができる親孝行とは——。

編集部員・N
私が担当です。もともと持ち込みにいらっしゃって、今はアシスタントをされています。いくつかネームを見たのですが、一番キャラクターに血が通っている印象を受けたので、今回の応募作を原稿にしてもらいました。私が知る限りでは、初めて仕上げることのできた原稿だと思います。デジタルで描かれているのですが、アナログの雰囲気も残っていて、技術のある方だなと。
編集部員・K
切ない描写は上手ですよね。
編集部員・P
ただ、読んでいる人を楽しませようという意識はあまり感じられなかったかな。
編集部員・N
そうですね。確かに、読み手を意識するというよりも、どれだけリアリティのあるキャラクターを作れるか、また、父の病気という題材に対していわば作者の人生観みたいなものが出せるのかという点に重きを置いたので、まとめることに集中してしまったという感じです。ただ、大事なシーンのセリフなど、この方オリジナルの意見が入っている気がして、担当としてはそれが発見できたことはよかったなと。
編集部員・O
全体的に絵の切り取り方というかカメラの位置が近いなと思いました。場面転換などちょっと分かりづらいところもあったかな。
編集部員・N
なるべく顔漫画にならないよう気をつけてもらったのですが、もう少し引きの絵を入れるなどして、工夫してみます。


『箱根関の龍』
木村胡麻(東京都・33歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 「赤子の時、龍に襲われ片腕を失った」父親からそう教え込まれてきた少年は、ある日その真偽を確かめるため、禁忌の場所に赴く。そこで出逢う真実とは!?

編集部員・K
僕が担当です。第24回MANGA OPENで『a little bit』という作品で奨励賞を受賞し、それ以降ちば賞などでも何度か賞をとっている方です。今はアシスタントをされています。「でかい犬の話が描きたい」とおっしゃっていて、面白そうだったので、打ち合わせをして今回の応募作ができあがりました。この方の武器は絵の上手さだと思っていて、「でかい犬」というのも漠然と描くとなかなか成立しないと思っているのですが、きちんと大きく見えるように描かれているなと。
編集部員・T
個人的に時代モノが好きなのですが、この作品はきちんとその時代を描こうとしているところに好感が持てました。時代考証というより、その時代の空気感や街の雰囲気が作者の頭の中にちゃんとあるという印象ですね。
編集部員・B
街の雰囲気もそうですが、やっぱり「でかい犬」の絵の完成度はすばらしいですよね。
編集部員・K
このデザインに関しては作者に一任してて、ネームの段階では全然今とは違うものが描かれていたんですが、原稿になったらふさふさの長い毛の犬になっていて(笑)。けど絵が上手いので、その変更に関して不安とかはまったくなく、むしろ趣すら感じました。
モーニング編集長・島田
この話は、すごくよく描けてるし、一生懸命考えた感じはするんだけど、面白いかっていうと、何か一つ足りない気がしてしまうんだよな。これまで俺も何本かネームとか見ているから、自然とハードルが高くなっちゃうんだけど、雑誌にこの話を載っけた時に人気とれるのかなって思っちゃったんだよな。犬と彼の冒険譚でもいいんだけど、それだけでは連載としては弱い気がする。何かもう一要素加われば、一気に面白くなる可能性は充分あるとは思うんだが。
編集部員・K
例えば、犬バトル漫画とかですかね(笑)
モーニング編集長・島田
おお(笑)。巨大な柴犬とか巨大なチワワとか出てきて、犬バトル漫画とかなら面白いかもな(笑)。あと1エッセンス……あと1枚あったら役満って印象なんだよな。


『ハーフ・イヤーズ』
森本葱(大阪府・34歳)

【ストーリー】 人間の手助けをするヒューマノイドが開発された近未来。拠ん所ない事情で3人の主人のもとを転々とした“彼女”は、半年間の寿命が尽きるその直前、初めて自らの意思を明らかにする……。

編集部員・U
私が担当です。第33回MANGA OPENで『Petits oiseaux』という作品で2次選考まで通った方です。それから担当になったのですが、その時は読み辛さを指摘されたので、今回の応募作ではとにかくコマ割りにも配慮して絵の整理をしましょう、ということを意識してもらいました。今回の応募作に反映されているかはおいといて、ご本人がユニークな経歴をお持ちの方なので、何かその面白さが作品作りにいい感じで作用されていくといいなと思っております。
編集部員・P
やはり前回の作品がすごく読み辛かったという印象があったので、今回は格段に読み易く、その急激な成長に驚きました。
編集部員・H
すべてにおいてレベルが高いと思っていて、ストーリーはよくある話なのかもしれないけど、それを30ページでまとめているのは評価できるポイントではないでしょうか。それと、表情なんですが、ちゃんと見ると、描き分けのバリエーションが結構ある方なんじゃないかなと。
編集部員・K
僕は、ストーリーの面で、主人公の気持ちが、何に向かっていくのかもう少し明確に示された方がよかったなと思いました。
編集部員・S
ネームに取りかかる前にプロットの段階でセリフを絞った方がよいのではないでしょうか。セリフが複雑で、分量も多く、「漫画」として若干ストレスを感じてしまいました。


『chante』
瀬戸口里沙(鹿児島県・17歳)

【ストーリー】 父を亡くし、母は行方知れずのジゼル。寒さをしのぐために忍び込んだ家で、同じ年頃の少女・サラと出会う。作曲家であるサラの父は、ジゼルを引き取ることを決め、歌を教え始めるが、サラにはそれが気に入らず……。

編集部員・M
この作品を推す、というよりも、将来性に期待しています。全体的に原稿が真っ白なのは、実際にどれくらい描き込めばよいのか、加減がわからないだけなんじゃないかな。プロの原稿を直接見せてあげるだけでも、劇的に絵が変わったりするような年齢です。この若さで、担当も付かずにここまで描けるのは、すごいと思う。
編集部員・U
ふたりの少女の描き分けが、17歳にしてはしっかりできている。これは簡単なようで、けっこう難しいことなので、きちんと表現のコアみたいなものがあるのだと思います。絵もいいけれど、人の目を引く、強い表情なんかを描けるようになると、もっとよくなるのでは。
編集部員・V
「歌は人をつなげる」という作中のキーワードが、エピソードとして生かされないまま終わってしまったのは、ちょっと残念でした。でも、物語を描こうとする意志は強く感じられましたし、何よりもキャラクターの表情がいい。女の子が可愛いだけでなく、おじさんの顔もしっかり描けている。この若さでこれだけのものを描けるのは、やはりセンスがあるのだと思います。


『才野ブラザーズ』
コタツ(東京都・28歳)

【ストーリー】 最強の総合格闘技家“才野ブラザーズ”。突如、表舞台から姿を消した彼らは最後に「俺たちが認めるチャンピオンベルトをひっさげてきたら、対戦してやる」とファンに告げる。そのベルトを預かる弟のミチルに格闘技家たちが挑みにやって来て——!?

編集部員・T
個人的には、バリバリの「男の子の話」って苦手なんですが、これは好ましく読めました。途中で破たんすることもなく、王道をきちんと描き切っていたという印象です。
編集部員・H
作者は女性だけど、今回の作品の中では一番男の子らしい話だったと思います。ただ、リアリティには欠けていましたね。青年誌ではちょっと厳しいかな。
編集部員・L
私は面白いと思いました。キーアイテムに関する伏線は回収できてなくて、結局あれはなんだったんだろうと思ったんですけど(笑)、キャラクターにすごく好感を持てました。それを生かして、次回はもっと読み応えのあるお話が読みたいですね。


『不満爆発まで』
松崎亮(千葉県・28歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 中途採用されたサラリーマンの父、スーパーのパートで家計を支える母、片思い真っ最中の女子高生の姉、塾通いするその弟。一見「普通」な4人家族が織り成す、誰にも真似出来ないシュール・オブ・シュールギャグ漫画。

編集部員・B
これはギャグなんで、合うか合わないかだと思うんですけど。僕はすごく面白くて、キャラクターが所在なげにうどんを持っている姿がたまらなかったです。ちゃんと「笑わせよう」という箇所の絵とセリフとのバランスがすごく取れていた。画力はちょっと足りていないというか、これでポップな絵を描けていればもう即戦力だなと思いました。
編集部員・I
俺もまったく同感。面白いんだけど、この絵はちょっと……。
編集部員・W
私も今回の応募作の中で一番面白かったというくらい好きです。絵はまだまだ向上の余地があると思いますが、こういう微妙な感覚を追求できるのは、ほかの人に真似できないことなんじゃないかと思いました。


『ニュートライアル』
方月春仁(東京都・36歳)

【ストーリー】
無差別殺人を犯した杉田マコト。下された判決は死刑。杉田は死刑台へと登り、刑は執行されるのだが……。

編集部員・E
読んでいて驚かされたんです。ラストにすっかり騙されたというか。個人的には、絵にはそんなに魅力を感じなかったけど、ストーリー面では読者を驚かせようとしていて、それがうまくいってるな、と。
モーニング編集長・島田
俺は絵に異様な迫力を感じたよ。後味の悪い話ではあるんだけど、ただの露悪趣味でやっているだけじゃなくて、きちんと意図がある。
編集部員・X
でも、このラストだと殺人鬼が再生産されていくということになるんじゃない? ちょっと問題がある気がするなあ。
編集部員・U
確かにそうですね。主人公が、自分の意志で殺人をしているのではなくて、脅迫されて悪いとわかっているのに殺している、みたいなキャラクターであれば、話の後半の辻褄が合うんじゃないかと思うんだけど。


『ベンとジェイのコニチ和ジャパン』
夏見理奈(東京都・?歳)

【ストーリー】 超日本好きなオーストラリア人と中国系アジア人、ベンとジェイがついに念願の日本に旅行に来た! 早速自販機の多さに驚愕する二人だったが……。

編集部員・G
前回のMANGA OPENにネームで応募して下さった方で、その作品は1次選考で落ちてしまったのですが、僕にとっては圧倒的に面白くて、担当について打ち合わせをして、今回の応募に至りました。本人の経歴も変わっていて、海外で学んだあと、帰国して外国人社長のもとで秘書をやったりしていたそうです。ギャグなので、人を選ぶとは思いますが、新しい作品を作る毎にどんどん伸びていっている方で、とても期待しています。
編集部員・X
外国人から見た日本って面白く描けるはずなんだよ。「海外の人から見ると、日本はこんなにヘンだ」という描き方をすれば、日本人ってなんか喜んじゃうところがあるし。題材の割に、話自体はありきたりになっちゃってる気がする。
編集部員・T
確かに目の付け所はいいですよね。
編集部員・P
話自体はアホっぽくて好みでした。こういう明るいノリを描けるのは貴重な能力だと思います。ただ、キャラクターにはもう少し作り込みが必要かな。
編集部員・J
前回の応募作も見ているのですが、僕もその時から面白いなと思っていました。あと、この作品では残念ながらケツアゴの男が主役なので出てきませんが(笑)、女の子をすごくかわいく描ける人なんですよ。次回作では女の子の絵も見たいですね。


『FOCUS』
大葉しん矢(25歳・神奈川県)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 警察の鑑識課に勤めながらも、援助交際にのめりこむ小川。そんな彼のもとに、ある女子高校生が列車に轢かれて亡くなったとの一報が入る……。

編集部員・E
この作品は僕が担当しています。いいなと思ったのは、作者がアニメーションの勉強をしていらっしゃるので、動きを描くのがとてもうまいということ。あと、この作品の主人公の狂気というか、読んでいて感じた「心の闇」も印象に残りました。
編集部員・B
こんなに印象的に「死」を描いているのに、死んだ人が主人公とまったく関わりのない人だったり、肝心な話の筋がわかりにくかったです。主人公と遊んでいた女の子が死んだのかな、と誤読してしまいそうになりました。
編集部員・C
せっかく主人公が鑑識なんだから、もっと「死」について突っ込んだ描写があるかな、と期待したんだけど。彼が女の子に電話することで彼女を死に追いやったのかな、と思ったらそうでもないし、最後にすごいことをするのかな、と思ったらそういうわけでもないし。
編集部員・B
面白そうな材料は揃ってるんですけどね。でも、そんな風に最後までワクワクしながら読ませるというのは、この人の力なのかもしれないですね。


『ヘミスフィア』
綿貫ゆか(長野県・30歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 両腕を骨折した高校生の育子は、保健委員の男・仁科にお昼を食べさせてもらうことに。初めはぎこちなかったが、次第に息が合うようになる。そうしているうちに、育子の腕が治り——。

編集部員・J
この方は、前回のちば賞にも『青い梟のセンネ』という作品を出していました。それまであまり漫画を描いたことのなかった方で、絵は評価されたのですが、ストーリーが弱いと指摘を受けました。それで、打ち合わせをしてできたのがこの作品です。
編集部員・I
作中から滲み出る変態性が素晴らしかったね(笑)。食べるっていう行為がこんなにエロいとは思わなかった。
編集部員・B
エロさとストーリーのバランスがしっかりとれていましたよね。
編集部員・R
ちょっとラストが雰囲気頼みというか、曖昧な描写になっている気がしたけど。
編集部員・H
でも、そこから“精神的な愛”のような安易な方向にいかなかったことは、僕は逆に評価できると思うんですが。
編集部員・B
僕も同感です。この作品では、軽々しいオチはつけてほしくないですね。


『中邑衆生・美の殿堂』
髙鳥シンゴ(東京都・38歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】
美の探求者・中邑衆生に関わる者は愕然とする……知的な風貌と裏腹の破天荒さに。しかし、常軌を逸し続けなければ、絵画と向き合うことなどできないのだ!

編集部員・B
第62回のちば賞で2次選考落ちした『レバサシ』という作品と、主人公は同じです。もともと連載用にネームを準備していたのですが、編集長に「面白いんだけど、一回新人賞に出してみたら」と言われたので、今回ちば賞に出してみました。
事務局長・河本
面白そうだな、と思いながら読み進めるんだけど、実際に何が起こっているのか、ちょっとわかりづらい、というのはありました。結局よくわからないまま終わってしまって、カタルシスが感じられなかった。
モーニング編集長・島田
主人公が姜尚中みたいで面白いな、と思ったんだよ(笑)。でも、ちょっと話が混み入り過ぎてしまったのかもな。最初にネームを見た時に、いろいろ言ったせいもあって、こういう重めな話になってしまったのかもしれないけど。姜尚中っぽさがもっとストレートに出ていたら、よかったのかも。でも、このキャラクターそのものの可能性は、すごくあると思う。
編集部員・I
これ、コントに徹した方がいいんじゃない? 変な主人公の周りに普通の人を置いて、主人公の変な行動に対してちゃんとリアクションをさせれば、もっとコンパクトに話をまとめられると思う。
モーニング編集長・島田
いや、ただの「笑い」、コメディーで押し切るのは、「モーニング」で載せるのにちょっと違うかな、と思うんだよ……。
編集部員・Q
セリフが多くて読みづらい、というのは問題としてあるけれど、キャラがものすごく立っているし、面白いと思いますよ。


『ラストシーン』
中西潤(兵庫県・21歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 女子大生・落合由貴は在学中に映画賞を受賞した映画監督の卵。しかしスランプに陥り次の作品である卒制の準備が遅れていて、恋人・敦司とも微妙な感じに。そんなとき入院していた漫画家志望の友人・沙織が退院して……。

編集部員・M
この方は、大学3年生です。私が少年誌の編集部にいた時に、出張編集部で作品を見たのがきっかけで、担当になりました。その作品で賞を取った直後、青年誌で描きたいとおっしゃって。そうしたら僕も青年誌の編集部に異動になったので、一緒にやりませんか、と声をかけました。コマ割りがうまくて、とにかく圧倒的に読みやすい漫画を描く人です。今後の創作の指針になるようなご意見をいただければと思います。
編集部員・I
幼くもなく、背伸びをしているわけでもない。21歳という、この年齢でないと描けないものを描いている。コマ割りも、人物の配置も上手。すごく好感を持ちました。
編集部員・P
とてもよく描けていると思います。ただ、ちょっと雰囲気で読まされた、という感じもあったかな。主人公が橋の上に立った時に、一体何を感じたのか、何がきっかけで変わったのかが、よくわからなかった。
編集部員・B
決意する場面の感情が、ちょっと抜けていたよね。
編集部員・P
絵としていいから、納得したような気にはなったんだけど……よく考えるとわからないままで、そこはちょっと残念でした。


『妄想少女』
汐里(東京都・26歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 女子高生・神宮寺花音には「明確」な理想の男性がいた。それは地味でさえないセクハラ教師・久世原涼一。彼女は、歪んだ欲望を受け入れ愛情を注ぐことで恋が生まれ、彼が「王子様」になると信じているのだが……。

編集部員・M
もともとは、少年漫画を描いていた人です。いくつかの少年誌で賞を取っているのですが、自分の描きたいものを描くには青年誌がよいのではないか、ということで、今回チャレンジしてみたという次第です。
編集部員・B
ちょっと変態性に欠けるのかな、と。主人公に魅力がないと、最後まで話を引っ張れない。もう少し壊れてないと、なんか物足りないな、と思いました。
編集部員・I
こういう絵で、可愛い女の子が変態で、というのは、需要はありそうなんだけど、「モーニング」ではないかな、という気がする。
モーニング編集長・島田
話はステレオタイプだし、絵の構成やトーンの処理なんかは、ちょっと女の子っぽいよね。でも、顔がすごくうまい。それに、自分の心情をのっけて、生きた線でものを描いている。コマの形やトーン処理なんかを工夫すれば、もちろん企画次第ではあるけど、「モーニング」読者に受け入れられる作品を、意外とすんなり描いちゃう可能性があるんじゃないかな。


『公立男子校のウグイス』
砂岡すばる(福井県・16歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 アニメの魔女っ子キャラの声マネが得意な男子高校生・成田。教師に特技を見込まれ、野球部の試合で「女子」のフリをしてウグイス嬢をやってくれと頼まれる。嫌々引き受けた成田だが、やがて試合に引き込まれていく。

編集部員・Y
作者がこのくらいの年齢で学園ものだと、自分の心情や半経験談みたいなぼんやりした話を描く人が多い気がするんですが、この作品は「アニメ声の出せる男子高校生がウグイス嬢をやる」という、強いアイディアがあるのがいい。アイディアの冴えでは、今回の応募作の中で一、二を争うと思います。絵にはまだ問題があるけど、気持ちのいいキャラクターが描けている。それに、16歳の女性が描いているのに、男の子たちのセリフが、男が読んでもすごく自然。ネームのセンスがあるんだと思います。
編集部員・B
話が素晴らしい! 16歳がよく描くな、というレベル。ネームが少なくて、コマ割りもちゃんとしていて、すごく読みやすかった。漫画をたくさん読んできた人なのかな。絵は、頑張るしかないですけど(笑)
事務局長・河本
絵がうまい16歳はわりといるんだけど、話が描ける16歳っていうのは、なかなかいない。すごいと思います。ちゃんとオチがついていて、ちゃんと面白い。
編集部員・H
将来性は、今回の中で一番高いと思います。最初、BLが好きだからこういうふうに男の子たちを描けるのかな、と思っていたんだけど、球場のおっちゃんなんかもきちんと描けている。この精神年齢の高さはなんなんだろう、とびっくりしました。絵は、描いていけば、絶対に上手くなると思います。


『バカな女』
ヨコイマリコ(兵庫県・23歳)

☆2次選考通過作品
【ストーリー】 成績上位の中学生・勇介の姉は風俗嬢。「妊娠させた中出しクソ中年から、堕胎手術の費用と同意書をもらってきて」。オヤジとの交渉に単身臨むことになった勇介の脳内はパニックに……!

編集部員・U
第30回のMANGA OPENで、『中坊だもの』という作品で2次選考落ちした方です。もちろん仕事は違いますが、主人公の姉に近いキャラクターというか(笑)。個人的にとても興味深く、とても面白い人です。
編集部員・I
面白かったです。お姉ちゃんにメガネをかけさせてるのがすごいな、と。風俗嬢って、仕事中には絶対にメガネをしないでしょ。メガネをかけさせるだけで、プライベート感がものすごく出る、という。
一同
(笑)
編集部員・I
いや、テンポもいいし、笑えるし。それに、漫画を含めて物語って、愚行にもひとつの真理はある、みたいなことを思わせてくれるのが、ひとつ使命としてあると思っていて。世の中でよしとされている合理的な選択ばかりを選ばなくてもいいじゃない、みたいなオルタナティブな価値観、というか。これを読んだ時には、それがストンと入ってきた。
モーニング編集長・島田
漫画って、作者がすごくポジティブなエネルギーをもともと持っている、というのは強烈に大事。これを読んだ時に、描いた人は面白い人っぽいな、この人に会うと元気になりそうだな、って思ったんだよね。



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