『仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火』最新③巻でしか読めなかった、俊藤光利╳田邊和也《駆除班対談》がウェブでも読めるようになりました!

2019/07/25 12:00

Dモーニング] [インタビュー・対談] [モーニングとモーニング・ツーの単行本

仮面ライダーシリーズ最狂の異色作が、オリジナルストーリーで衝撃のコミカライズ!

原作 石森章太郎/漫画 真じろう/監修 小林靖子『仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火』待望の最新単行本第③巻が、ただいま絶賛発売中です。

その巻末に収録された、「志藤シドウマコト」役・俊藤光利さんと「福田フクダ耕太コウタ」役・田邊和也さんの特別対談が、このたび担当編集(ライダーオタ)の完全に個人的な趣味により、大人向け変身ベルト『CSMアマゾンズドライバー』の予約受付開始を記念してウェブ公開されることになりました!


本格的なギミック搭載により、『アマゾンズ』劇中に登場する「オメガ」「アルファ」「シグマ」への変身遊びが大人も楽しめる、待望のアイテムです!

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ムシ」を狩り続けた男たち——“志藤さん”と“フク”が語る、『アマゾンズ』への想いとチームへの愛を、たっぷりご堪能ください!



「狩り、開始」——。
『アマゾンズ』の人間ドラマに欠かせない武装組織・駆除班。
リーダーの志藤と、スナイパーの福田を演じた二人に、
映像作品、漫画、『アマゾンズ』に関する様々な話を聞く。



——シーズン1・2・劇場版を通じて、ご自身の中で印象に残ったシーンを教えてください。

俊藤光利(以下、俊藤) マモルの命を絶って、駆除班みんなで帰ってきた砂浜のシーン(シーズン2・最終話)。思い入れのあるシーンはいっぱいあるんですけど、あの時の4人の並びはみんな顔が良かった。フクが絶叫しながら圧烈弾撃つところじゃないよ(笑)。あの後。特に、望(高井望役・宮原華音)の顔はヤバかったですね。あの時に、「こいつ女優になったんだな」って思った。

田邊和也(以下、田邊) 2年間ひとつの役に向き合った集大成というか、いろんな記憶とか出来事をひっくるめて…。それがいいですよね、レギュラーでやらせてもらえるのって。

——田邊さんはいかがですか?

田邊 僕は、全部覚えてます。志藤さんに対するシーンも、望に対するシーンも、等しく。

俊藤 強いて言えば、みたいになっちゃうよね。だって全部重いんだもん(笑)。あと、石田監督がとにかく「濃く作れ。心情が動くまでセリフ言うな」っていうタイプで、どこまで役者の集中力が引っ張れるか、というギリギリまで「間」を作る。なんとなくセリフを言ったら「違う」って。


<strong>俊藤光利(しゅんどう・みつとし)</strong><br>1974年3月21日生まれ。東京都出身。舞台『里見八犬伝』や大河ドラマ『北条時宗』、洋画や海外ドラマの吹き替えなど、多方面で活躍し、『仮面ライダーアマゾンズ』(’16/Amazonプライム・ビデオ)で駆除班のリーダー・志藤真を演じる。『必死剣 鳥刺し』(’10)ほか映画出演も多数。2019年8月には『VAMP』が公開される。

俊藤光利(しゅんどう・みつとし)
1974年3月21日生まれ。東京都出身。舞台『里見八犬伝』や大河ドラマ『北条時宗』、洋画や海外ドラマの吹き替えなど、多方面で活躍し、『仮面ライダーアマゾンズ』(’16/Amazonプライム・ビデオ)で駆除班のリーダー・志藤真を演じる。『必死剣 鳥刺し』(’10)ほか映画出演も多数。2019年8月には『VAMP』が公開される。


田邊 簡単に見抜かれます。日によって、寒さとか環境で、集中力が落ちてるなっていうときもある。その中でもやらなきゃいけないんですけど、それもすぐばれます。「なんかあったか?」って。

俊藤 実際、見抜かれてたことあったもんね。「待って、田邊がおかしい!」って。

田邊 感覚的な、僕の中のズレで、カメラは回ってるから修正しながらやってたんですけど、石田監督が「なんだお前、おかしいぞ」って。はっきり気づかれました。その後、「はいもう1回! はいもう1回!」って。

——妥協はしないんですね。

田邊 しないですね。でも言ってもらえて助かりました。役者から言ったら「逃げ」になるんです。監督から言ってもらえたから、いい意味で開き直れた。

——今だから言える駆除班内でのエピソードってありますか?

俊藤 ドラマって、個人個人がちゃんと役を作って作品に入れば出来上がるという面もある。「最終的には俺が主役だ」って思ってる役者を、監督がまとめるわけじゃないですか。でも、駆除班ってひとつのチームなんで。関係性がわかった方が立ち位置も決まるし、色も出やすい。石田監督はそこを大事にしていて、でもこっちにも自分のスタンスがあるから、田邊なんか最初の方は「きつい!」って言ったりするわけですよ。そこの距離感を詰めるのが、最初は苦労したかな……それでも早かったけどね、この作品に関しては。

田邊 まあ、そうですね。

俊藤 (谷口)賢志も、「俺らは後から来る(登場する)から、駆除班が成り立ってなかったらこの作品はアウトだ」って言ってて、石田監督もものすごく力を入れて、それに応えるべく、僕らもまとまったっていうのもあります。個人個人の部屋があるのに、最終的に駆除班は、「女と男で分けるだけでいいですよ」って(笑)。

田邊 僕は嫌でしたけどね。常に一人がいい(笑)。


<strong>田邊和也(たなべ・かずや)</strong><br>1985年7月31日生まれ。神奈川県出身。韓国・カナダでキャリアを重ね、帰国後『図書館戦争 THE LAST MISSION』(’15)、『土竜の唄 香港狂騒曲』(’16)などを経て、『仮面ライダーアマゾンズ』(’16/Amazonプライム・ビデオ)で福田耕太を演じた。米AMCが制作するドラマ『The Terror』シーズン2にゲスト俳優として出演する。

田邊和也(たなべ・かずや)
1985年7月31日生まれ。神奈川県出身。韓国・カナダでキャリアを重ね、帰国後『図書館戦争 THE LAST MISSION』(’15)、『土竜の唄 香港狂騒曲』(’16)などを経て、『仮面ライダーアマゾンズ』(’16/Amazonプライム・ビデオ)で福田耕太を演じた。米AMCが制作するドラマ『The Terror』シーズン2にゲスト俳優として出演する。


——でも、それもフクさんのキャラクターから考えたら、妙に納得がいくというか。

田邊 それを見抜いて武部(直美)プロデューサーや監督が僕をキャスティングしたのかどうか……。一人が好きなんですけど、この空間の中で、それでも黙っていられるようになろうって思って一緒にいたんで。一人になるのは簡単ですけど、あえてみんなの中にいて、話しかけられても無視とかして(笑)。

——アクションシーンで苦労されたところはありますか?

田邊 僕はやっぱり、シグマ戦で手首を折ったところですね(シーズン1・Episode 10)。

俊藤 田邊は、銃をかばって自分の手首折ってるんで。

田邊 銃を投げてれば、受け身が取れていたんですが……本当に重い、アクション用じゃないライフルを持ってアクションしていて、さらにあの時は、コンクリートの上だったので。

俊藤 なおかつ、シーズン2で、こいつの銃、さらにデカくなったんですよ(笑)。

田邊 シーズン2の前に、衣装合わせに行って銃を持ったら、見た目がグレードアップしていてめちゃくちゃカッコよくなったんですけど、重さが1.5倍になってました。シーズン1とは材質からして違っていました。男なんでテンションは上がったんですけどね。

俊藤 だって俺、自分の銃を持ったあと、「田邊さんの銃見ます?」って言われて、実際に持ったらえらい重くて、「これどうすんのアイツ?」って思ったもん。


——お二人から見た小林靖子さんの印象をお聞かせください。

俊藤 俺、酒の席以外で真面目な話、一回もしたことないです(笑)。

田邊 僕も素面の時はないですね。でも一緒にお酒を飲んでると、すごく気さくで、いろんなことを話せるようになったんで、ありがたかったです。酔っぱらってくると谷口さんが演技論を語り始めるんで、そうすると、靖子さんもスイッチ入って。僕も便乗させてもらって、いろんな話をしました。

——藤田富さんや谷口賢志についての印象はいかがでしょうか。

俊藤 賢志は、自分はどうあるべきか、というのを常日頃から考えてるやつなんで、それを相手にも求めるんですよ。演技に対して、ちょっとでも曲がったことがあると「あの野郎! ぶっ殺してやる」って(笑)。本当にアマゾンアルファですよ。あの年齢になっても、あんなエネルギーを持ってて、あんな熱い奴、いないですよ。ショーケンさんとか(松田)優作さんみたいな。

田邊 演技で谷口さんと絡むことが多かった富は、本当にいい意味でフラットで頭がいいので、谷口さんからいいものを吸収しちゃえ、っていうスタンスでした。

俊藤 実際、結構見てるんだよね。賢志に感化されて、演技が好きになったみたいですよ。どんどんうまくなっていましたし。

——漫画『蛍火』を読んでの感想をお願いします。

田邊 僕は、漫画だけに限らず、それぞれの視点で全員が正しいことをしているのが『アマゾンズ』の面白いところだと思っています。主人公が、平穏に生きたいと願うアマゾンで、「この主人公の視点で物語が展開していくんだな」という、新しいアングルが興味深かったです。映像とは違って物語のメインにならない駆除班の立ち位置も、ちょうどいいですね。

——漫画でこんなシーンが見たいというのはありますか?

俊藤 俺とフクの警察時代! フクがスナイパーになるまで(笑)。まあ、警視庁で一緒だからね。だって同じ部署にいたの、俺とフクだけだし。

田邊 それだと『アマゾンズ外伝』外伝になりますよ(笑)。僕は、志藤さんが、駆除班を退いているタイミングで、街でアマゾンを見てしまったときの表情を描いてほしい。プライベートを描くんだったら志藤さんがいいんじゃないですか。志藤さんのバーにフクが行くことはないでしょうけど(笑)。



——お互いの演技で心に残ったものがあれば。

俊藤 フクだとこれしかないっていうのがあります。駆除班全員で食事しているシーンの「静かに食え」(シーズン1・Episode 7)。フクが初めてぶっこんだアドリブです。タイミングも予想外で、誰も拾わないのを俺が拾うしかなくて。本番中にそんなことは滅多にないんですけど、脳がギュルギュル回る音がしました。そこを全部石田監督は使いました(笑)。

田邊 めちゃくちゃ覚えてます。セリフの間でぶち込んだので、誰かが拾ってくれないと成立しないんですけど、思い切って言いました。志藤さんが「わかったから」って拾って脚本の流れに戻したんですけど、ゼロコンマ何秒の間に、めっちゃぐるぐる回ってんだなってわかりましたもん。

俊藤 人のセリフの合間に入れましたからね、こいつは(笑)。もうびっくりしちゃったもん、俺。あとの全員、裏で笑ってて。俺、そのあとまた調査班と話して締めなきゃいけなかったんで。

田邊 コンマ何秒が、15秒くらいに感じました(笑)。俊さんは今、脳みそフル回転で対応してくれてる!って。音声さんとか、マイク持ったまま笑ってましたよ。

俊藤 ちょっと流れが良くなかったんで、フクのアドリブは良かったんですよ。ただ、それに答える奴が誰もいなかった(笑)。

田邊 あのシーン、すごく難しいんですよ。円卓で、ちょっと舞台っぽい掛け合いの中でやっていく。

俊藤 石田監督も適当にやれって。その「適当」がどんどんどんどん、おかしな方に流れていって、みそ汁がこぼれたりして、俺もこのまま終わるわ、って思ってたらフクがぶち込んできて。俺も吹きそうになったけど、キャラじゃないから必死に我慢しました。



——田邊さんはどうですか?

田邊 俊さんの演技で強烈なシーンはたくさんあるんですけど、現場の空気感でできちゃうところもあるので、そういうのを除いて好きだったのは、悠と二人だけで川辺で話すシーン(シーズン1・Episode 5)。ぶれてる悠の気持ちを理解しながら、絶妙な大人のトークをしていた。『アマゾンズ』って、化け物が出てきて、アクションがあって、僕らは非現実的なことが起こる中でのお芝居をやってるんですけど、あれは現実的な男と男の会話に見えて、初めて俊さんが40代の大人に見えました(笑)。本当に、俊さんの年齢と経験がないとあの芝居はできないなって思っていました。

——最後に、読者の方に向けたメッセージをいただけますか。

俊藤 作品が終わってしばらく経って、『アマゾンズ』から少し離れた今、あらためて僕らが作っていたものと違うところで、漫画の『アマゾンズ』が誕生していたことが嬉しいです。『アマゾンズ』が好きな人に手に取ってもらうと、また映像の『アマゾンズ』を見たくなるように描かれていて驚きました。映像版と同じくらいの熱量で作られている漫画なので、ぜひ読んでいただきたいです。

田邊 漫画から入られた方には、これがきっかけで映像を見ていただきたいですし、先に映像を見られた方にも、漫画を読んで『アマゾンズ』という作品をもう一度振り返ってもらいたいです。『アマゾンズ』は、アマゾンとか駆除班とか仮面ライダーという要素を差し引いても、とても深いテーマを内包していて、それぞれが自分の正義を貫いていて、だからこそぶつかってしまう。僕らのシーズン1・2・劇場版の後、今はこの『蛍火』が僕らの意志を引き継いでくれているので、これを読んで、また『アマゾンズ』を振り返ってもらえたら、これに勝る幸せはないです。

俊藤 シーズン1、2、劇場版とアマゾンズを支えてくれた人たちが、漫画版を支えてくれたら、『蛍火』がアニメになって、僕たちが声を当てる……。そんな未来があったら、素敵ですね。

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