『終電の神様』╳『終電ちゃん』コラボ企画「終電エピソード大賞」結果発表! 大賞受賞エピソードは阿川大樹+藤本正二の強力タッグが漫画化しモーニングに掲載!
2018/12/06 00:00
9月13日から10月31日までの期間中にご応募いただいた多数のエピソードの中から、阿川大樹&藤本正二両氏を交えた白熱の議論の末、大賞・阿川賞・藤本賞の3本が決定!
見事大賞を受賞したエピソードは、原作 阿川大樹╳作画 藤本正二という強力タッグにより漫画化され、2019年1月17日(木)発売の「モーニング」7号に掲載されます!
【大賞】
グラタンちゃんさんのエピソード
グラタンちゃんさんのエピソード
+「モーニング」2019年7号にて漫画化決定!
阿川大樹氏コメント
上野発の高崎線で隣に乗り合わせた男の子は一人でした。彼はドアが閉まると顔を手で覆って泣き出してしまう。終電に子どもが一人で乗っているだけでふつうではありません。しかも泣いている。どうしたのだろう。なんとかしてあげたい……。上野から終点の高崎までの2時間。少年とその家族の肖像が浮かび上がっていきます。もしも、迷いの多い人生を送っていたとしても、小さなきっかけで人は自然に優しくなれるのかもしれません。藤本正二氏コメント
乗ったことのある方なら分かると思いますが、終電ってとにかく色々な人が乗っていて、くたびれたOLから泣いているおじさんまで様々です。でも、子供が一人で乗るのを見ることは(当然ながら)滅多にありません。この小さな子供と、子供と接するグラタンちゃんさんに何が起きたのか気になって夢中になって読んでしまい、そして見事に感動させていただきました。文句なしだと思います。- ※グラタンちゃんさんのエピソードをもとに、阿川大樹氏が原作を、藤本正二氏が作画を担当し、『終電ちゃん』のスピンオフ作品として漫画化します。2019年夏頃発売予定のコミックスにも収録予定です。
【阿川賞】
めぐじょうパパさんのエピソード
めぐじょうパパさんのエピソード
阿川大樹氏コメント
終電に駆け込んで「間に合った!」とほっと一安心。つり革につかまってふと前をみると、網棚の上に気持ちよさそうに熟睡している中年男性がいるのを発見してしまったと……。ずいぶんと不思議な光景ではないですか。その男は、いったいどうやってそこへ登ったのか。その時、周囲の乗客たちはどうしていたのだろう。いや、「彼」の姿が見えるのは自分だけで、本当はそこには誰もいないのではないか。無限の想像が膨らみます。【藤本賞】
Koh Iwakiさんのエピソード
Koh Iwakiさんのエピソード
藤本正二氏コメント
仕事がいち段落して、終電に揺られ立ったまま寝ていたら、会社に鍵を忘れたことに気付く。すぐに逆方向の電車に乗り込むと、それもまた終電! そして仕事場に戻ったときには次の作業が待っていた…という。帰りの終電に乗ったときの安堵感と、仕事場に引き返しているときの悲壮感が対照的で、トホホな気持ちが想像できて思わず顔が緩みました。こんなことあるんですね。しっかりオチもついていて良かったです。なお、今回の選考会と、阿川・藤本両氏の対談の様子が、東洋経済オンライン「鉄道最前線」にて12月21日(金)公開予定です! ぜひチェックしてください。