【単行本①巻発売間近!】 先輩は泳ぎが得意!? 『あの人の胃には僕が足りない』チョモランが語る創作秘話! 特濃インタビューを公開!
2018/07/06 18:00
[インタビュー・対談] [モーニングとモーニング・ツーの単行本]
いよいよ7月23日(月)に待望の単行本第①巻発売をひかえた、異「食」の恋愛╳怪異ファンタジー『あの人の胃には僕が足りない』。
読めば必ず「ギャップ」に驚くストーリーと愛らしいキャラクターで、連載開始直後からちまたを騒がす本作。単行本①巻発売直前のスペシャル企画として、作者・チョモラン氏にインタビューを決行しました!
ここでしか読めない作品の裏話はもちろん、チョモラン氏自身の創作の源にも迫ります!
漫画を描き始めたのは20歳ごろで、遅いほうだと思います。それまでは、イラストレーターになりたかったんですよ。中学生の頃はカードゲームの『マジック:ザ・ギャザリング』に夢中で、そのイラストを担当していたケヴ・ウォーカーとか、海外のイラストレーターに憧れてました。
あとは、田中久仁彦さんですね。田中先生が描かれた絵の具のタッチに憧れて、僕も真似してアクリル絵の具とかで描いてました。身内が見てるだけのイラストサイトを更新して、たいした反応がなくても、画材を使って絵を描くこと自体がすごく楽しかった。
そうこうしてるうちにSNSが登場して、pixivで絵を発表するようになったんです。そこで出会った友人たちに誘われて、当時ハマっていたゲームの同人活動をするようになりました。それが漫画を描き始めたキッカケですね。
——イラストから漫画を描くにあたって、ハードルは感じませんでしたか?
同人誌で漫画を描き始めて、「もしかしたら話を作る方が向いてるのかも」という気持ちになっていったんです。当時は反応をもらえたわけじゃなかったんですけど、毎回必死で描き終えて「もう無理!」ってなりながらも、なんだかんだで次の締め切りまでには何かしらアイデアが出る、というサイクルができて。とにかく描かないとうまくならないから、理由を作って描き続けてました。
——そこからどんな経緯で商業誌デビューを果たされたんでしょうか。
二次創作をやっているうちに、オリジナルも面白そうだな、と思うようになって、コミティアに参加したんです。そこで作った同人誌を、漫画家のシオミヤイルカさん(『零崎双識の人間試験』コミカライズを担当)がチェックしてくれていて。まったく面識はなかったんですが、のちにシオミヤさんがアフタヌーンの編集に「面白い人がいる」とすすめてくれたのが、デビューのキッカケになりました。縁と運、ですね。
——それまで、持ち込みや投稿経験はなかったんですか?
漫画の持ち込みをしたことはなかったです。でもじつは、コミティアで開催されていた、モーニングの即日新人賞に参加したことがあって。商業誌レベルのクオリティを意識したことがなかったから、講評ではそういう点を指摘されたような記憶が…(笑)。
活動を続けているうちに、いくつかの編集部から声かけていただいたんですが、自信がなくてメールの返事を出せなかったこともあります。アフタヌーンから声がかかったときは、「これを逃したら次はないな」って気持ちでした。
『人間ノック』で強いヒキや見せゴマを作ることを思う存分勉強させてもらって。だからオリジナルでも勢いのある漫画を描こう、と思ってアフタヌーンでの次回作に取り組んでたんですが、当時の担当編集に「ネームが汚くて読めない」って言われて(笑)。そこで一度、価値観が崩されたんです。
僕が「個性だ!」と思って描いていた荒い絵や勢いのあるものって、読む人にとってはノイズでしかなかった、ってところに着地したんですよ。そこから考えを改めて、「人に伝わる、わかりやすいもの」じゃないと、良いも悪いも判断できないじゃん、ってことを理解しました。そもそも、自分が好きな漫画は、どんなに荒々しいことをやっていても、絵がとてもきれいで読みやすい作品ばかりなんですよね。「荒々しさは自分の個性だ!」くらいの気持ちでいたけれど、なんとしてでも守りたいものではなくて。だったら、自分の個性だと思っていたものに甘えているのはまずいんじゃないか、と。
そう思って、今回の『あの人の胃~』ではネームを作る段階から、徹底的にきれいで丁寧に、読みやすいことを心がけてます。
——『あの人の胃には僕が足りない』はどうやって始まったんでしょうか。
最初に進めていたSFファンタジーものがボツになって。次の企画はどうしようかと考えていた時に、ツイッターにアップした『あの人の胃~』のコンセプト画を気に入ったモーニングの担当編集が連絡してきて、打ち合わせが始まりました。
読めば必ず「ギャップ」に驚くストーリーと愛らしいキャラクターで、連載開始直後からちまたを騒がす本作。単行本①巻発売直前のスペシャル企画として、作者・チョモラン氏にインタビューを決行しました!
ここでしか読めない作品の裏話はもちろん、チョモラン氏自身の創作の源にも迫ります!
とにかく描かないとうまくならないから、理由を作って描き続けた
——チョモランさんが漫画を描き始めたキッカケを教えてください。漫画を描き始めたのは20歳ごろで、遅いほうだと思います。それまでは、イラストレーターになりたかったんですよ。中学生の頃はカードゲームの『マジック:ザ・ギャザリング』に夢中で、そのイラストを担当していたケヴ・ウォーカーとか、海外のイラストレーターに憧れてました。
あとは、田中久仁彦さんですね。田中先生が描かれた絵の具のタッチに憧れて、僕も真似してアクリル絵の具とかで描いてました。身内が見てるだけのイラストサイトを更新して、たいした反応がなくても、画材を使って絵を描くこと自体がすごく楽しかった。
そうこうしてるうちにSNSが登場して、pixivで絵を発表するようになったんです。そこで出会った友人たちに誘われて、当時ハマっていたゲームの同人活動をするようになりました。それが漫画を描き始めたキッカケですね。
——イラストから漫画を描くにあたって、ハードルは感じませんでしたか?
同人誌で漫画を描き始めて、「もしかしたら話を作る方が向いてるのかも」という気持ちになっていったんです。当時は反応をもらえたわけじゃなかったんですけど、毎回必死で描き終えて「もう無理!」ってなりながらも、なんだかんだで次の締め切りまでには何かしらアイデアが出る、というサイクルができて。とにかく描かないとうまくならないから、理由を作って描き続けてました。
——そこからどんな経緯で商業誌デビューを果たされたんでしょうか。
二次創作をやっているうちに、オリジナルも面白そうだな、と思うようになって、コミティアに参加したんです。そこで作った同人誌を、漫画家のシオミヤイルカさん(『零崎双識の人間試験』コミカライズを担当)がチェックしてくれていて。まったく面識はなかったんですが、のちにシオミヤさんがアフタヌーンの編集に「面白い人がいる」とすすめてくれたのが、デビューのキッカケになりました。縁と運、ですね。
——それまで、持ち込みや投稿経験はなかったんですか?
漫画の持ち込みをしたことはなかったです。でもじつは、コミティアで開催されていた、モーニングの即日新人賞に参加したことがあって。商業誌レベルのクオリティを意識したことがなかったから、講評ではそういう点を指摘されたような記憶が…(笑)。
活動を続けているうちに、いくつかの編集部から声かけていただいたんですが、自信がなくてメールの返事を出せなかったこともあります。アフタヌーンから声がかかったときは、「これを逃したら次はないな」って気持ちでした。
荒々しさは個性。でも、絶対に守りたいものではなかった
——そんな経緯をたどって『零崎軋識の人間ノック』(原作 西尾維新/キャラクター原案 竹)のコミカライズでデビューされたチョモランさんですが、今作『あの人の胃には僕が足りない』は初のオリジナル連載作です。絵柄や漫画の描き方がかなり変わったように感じるんですが、意識の変化があったんでしょうか?『人間ノック』で強いヒキや見せゴマを作ることを思う存分勉強させてもらって。だからオリジナルでも勢いのある漫画を描こう、と思ってアフタヌーンでの次回作に取り組んでたんですが、当時の担当編集に「ネームが汚くて読めない」って言われて(笑)。そこで一度、価値観が崩されたんです。
僕が「個性だ!」と思って描いていた荒い絵や勢いのあるものって、読む人にとってはノイズでしかなかった、ってところに着地したんですよ。そこから考えを改めて、「人に伝わる、わかりやすいもの」じゃないと、良いも悪いも判断できないじゃん、ってことを理解しました。そもそも、自分が好きな漫画は、どんなに荒々しいことをやっていても、絵がとてもきれいで読みやすい作品ばかりなんですよね。「荒々しさは自分の個性だ!」くらいの気持ちでいたけれど、なんとしてでも守りたいものではなくて。だったら、自分の個性だと思っていたものに甘えているのはまずいんじゃないか、と。
そう思って、今回の『あの人の胃~』ではネームを作る段階から、徹底的にきれいで丁寧に、読みやすいことを心がけてます。
——『あの人の胃には僕が足りない』はどうやって始まったんでしょうか。
最初に進めていたSFファンタジーものがボツになって。次の企画はどうしようかと考えていた時に、ツイッターにアップした『あの人の胃~』のコンセプト画を気に入ったモーニングの担当編集が連絡してきて、打ち合わせが始まりました。
もともと、でっかいのとちっこいのがコンビを組んでるのが大好きなんですよ。ボツになった企画は小さい背丈のヒロインと長身の男のコンビのカップリングだったので、今回は逆にしたくて。それならいっそ、おねショタにしたいなと思っていたんですが、なんというか、できあがったものは体格差萌えという感じですよね…。
前の企画は完全なSFファンタジーだったので、どうしても世界観や起こっていることを説明するのが難しくて…。ただ同時に「誰も経験したことがないからこそ誰の経験にもなりうる」という部分がファンタジーの強みだな、と思っていて。全世界に伝わる可能性があるんですよね。だから、ファンタジーである部分は絶対崩したくなかった。その上で、つまずいてしまったポイントをクリアするなら、現代ファンタジーだな、と。そんな感じで現在の雛型ができあがっていきました。
——そこから1話が完成するまでは、どんな感じだったのでしょうか。
1話は見せるべきことがはっきり決まっていたので、ネームはあまり苦労しなかったですね。蒔江が怪異に狙われる性質を持っていて、それを子供の頃のエピソードに絡めて「誰しもが持っている孤独な悩み」として描く。そして出会ったヒロインが、もしかしたらその悩みをぶっ壊してくれるすごい人かもしれない…って感動してたら、そのヒロインに食べられちゃうかもしれない、ってオチが来る。その2つから外れる要素は削ぎ落としていけばよかったので。どちらかというと、怪異になった時の先輩やワタリのことを重点的に打ち合わせしましたね。先輩のデザインはもっと丸くとか、怖すぎる描写は初期的にはNGにしよう、とか。最初のネームはもっとホラー風味でした。怪異になった先輩の姿をかわいいと読者の方に言っていただけているので、手を入れてよかったですね。
じつは今の満腹先輩は第2稿なんです。最初はツリ目で妖艶な雰囲気を狙ってました(笑)。でも、それだとこのキャラにどんな秘密があるのかわかってしまうというか、全然萌えないなあと思って。それより、元気いっぱいの先輩が怪物的であるほうが突き抜けてて面白いなあということで、今の姿に落ち着きました。
——先輩の怪異の姿はなかなか思い切ったデザインだと思います。
完全に自分の好みなんですが、人の形をしたものが怪異だと、なんだか少し嘘っぽさを感じてしまうので。怪獣が好きだし、人の力が及ばない世界がいいんですよね。先輩のデザインは、見る人によってはカエルにもクジラにも見えるだろうし、マンボウにも見えるし…水辺の生物の集合体ですよね。先輩は泳ぎが得意なのは間違いないですね。海、行こうぜ!(※編集部注:水着回の言質、いただきました!)
——蒔江のデザインについてはどうでしょう?
漫画の中のキャラクターだと、振り切れた成年男子か、未発達の少年に注目してしまうんですよね。先輩は人格からデザインを考えたんですが、蒔江はひたすら「かわいい料理少年」として、少年漫画の主人公の好きなパーツを全部入れました。体が細いから、締まった人体を描けて楽しいです。
——チョモランさんが漫画を描く上で影響を受けたのは、どんなものですか?
画面作りだと、やっぱりカードゲームや洋ゲーですね。『あの人の胃には~』でも、衝撃的なシーンのレイアウトは、そういったものの影響が大きいと思います。自分の中から自然に出てくるので。
漫画は自分で描くまでは、じつはあまり読んでいなくて…友人に「あの作品を読んでないの!?」って驚かれつつ教えてもらって、ようやく読み始めたものも結構あります。カードゲームはお金がかかるから、少ないお小遣いだと漫画まで手がまわらなかったんですよねえ。
あとは映画とかドラマとか。筋立てや脚本の上手さは学んだことが多いと思います。ネームで場面を考える時も、「あの映画のあの感じ!」みたいな。
ネームですね。オリジナルが初めてなので。毎回「どこまで話を決めて、どこまで描くのか」で苦労してます。毎月限界ギリギリまでネームの打ち合わせをしてますが、絵をしっかり描きたいので必死です。
——ここまでのエピソードで一番お気に入りのコマを教えてください!
第1話の「開いてみてのお楽しみ!」のシーンですね。人の核の部分に触れている、と思うので。
——第5話では蒔江と先輩の関係性や気持ちを揺さぶる、大きな出来事が起こりました。今後、お話の展開はどうなっていくのでしょうか!?
蒔江と先輩にとってどうなったら幸せか。そして読者の方も、作者の自分も含めて、みんなにとってどうなったら幸せかをずっと考えてます!
——最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします!
『あの人の胃には僕が足りない』では、普段の日常も、誰かとの出会いも、ワタリなどの超常現象との遭遇も、全て舟次蒔江と満腹さちの関係性を掘っていくために描かれています。ですので、1巻以降、巻を重ねていけば、さらにふたりの違った一面や、深まっていく仲が楽しめるものになるんじゃないか、そうなれたらいいなと思ってます。月刊連載なのでどうしても歩みは遅いですが、ふたりの今後にお付き合いいただければと思います。ファンアートや感想、すごくうれしいです。ありがとうございます! 🍴
全世界に伝わる可能性——ファンタジーにこだわった理由
——ファンタジーなのは変わらないんですね!前の企画は完全なSFファンタジーだったので、どうしても世界観や起こっていることを説明するのが難しくて…。ただ同時に「誰も経験したことがないからこそ誰の経験にもなりうる」という部分がファンタジーの強みだな、と思っていて。全世界に伝わる可能性があるんですよね。だから、ファンタジーである部分は絶対崩したくなかった。その上で、つまずいてしまったポイントをクリアするなら、現代ファンタジーだな、と。そんな感じで現在の雛型ができあがっていきました。
——そこから1話が完成するまでは、どんな感じだったのでしょうか。
1話は見せるべきことがはっきり決まっていたので、ネームはあまり苦労しなかったですね。蒔江が怪異に狙われる性質を持っていて、それを子供の頃のエピソードに絡めて「誰しもが持っている孤独な悩み」として描く。そして出会ったヒロインが、もしかしたらその悩みをぶっ壊してくれるすごい人かもしれない…って感動してたら、そのヒロインに食べられちゃうかもしれない、ってオチが来る。その2つから外れる要素は削ぎ落としていけばよかったので。どちらかというと、怪異になった時の先輩やワタリのことを重点的に打ち合わせしましたね。先輩のデザインはもっと丸くとか、怖すぎる描写は初期的にはNGにしよう、とか。最初のネームはもっとホラー風味でした。怪異になった先輩の姿をかわいいと読者の方に言っていただけているので、手を入れてよかったですね。
満腹先輩は泳ぎが得意!?
——満腹先輩はどちらの姿もとってもかわいらしいです!じつは今の満腹先輩は第2稿なんです。最初はツリ目で妖艶な雰囲気を狙ってました(笑)。でも、それだとこのキャラにどんな秘密があるのかわかってしまうというか、全然萌えないなあと思って。それより、元気いっぱいの先輩が怪物的であるほうが突き抜けてて面白いなあということで、今の姿に落ち着きました。
——先輩の怪異の姿はなかなか思い切ったデザインだと思います。
完全に自分の好みなんですが、人の形をしたものが怪異だと、なんだか少し嘘っぽさを感じてしまうので。怪獣が好きだし、人の力が及ばない世界がいいんですよね。先輩のデザインは、見る人によってはカエルにもクジラにも見えるだろうし、マンボウにも見えるし…水辺の生物の集合体ですよね。先輩は泳ぎが得意なのは間違いないですね。海、行こうぜ!(※編集部注:水着回の言質、いただきました!)
——蒔江のデザインについてはどうでしょう?
漫画の中のキャラクターだと、振り切れた成年男子か、未発達の少年に注目してしまうんですよね。先輩は人格からデザインを考えたんですが、蒔江はひたすら「かわいい料理少年」として、少年漫画の主人公の好きなパーツを全部入れました。体が細いから、締まった人体を描けて楽しいです。
——チョモランさんが漫画を描く上で影響を受けたのは、どんなものですか?
画面作りだと、やっぱりカードゲームや洋ゲーですね。『あの人の胃には~』でも、衝撃的なシーンのレイアウトは、そういったものの影響が大きいと思います。自分の中から自然に出てくるので。
漫画は自分で描くまでは、じつはあまり読んでいなくて…友人に「あの作品を読んでないの!?」って驚かれつつ教えてもらって、ようやく読み始めたものも結構あります。カードゲームはお金がかかるから、少ないお小遣いだと漫画まで手がまわらなかったんですよねえ。
あとは映画とかドラマとか。筋立てや脚本の上手さは学んだことが多いと思います。ネームで場面を考える時も、「あの映画のあの感じ!」みたいな。
毎月限界ギリギリまで、必死です
——連載で苦労してるのはどんなポイントでしょうか。ネームですね。オリジナルが初めてなので。毎回「どこまで話を決めて、どこまで描くのか」で苦労してます。毎月限界ギリギリまでネームの打ち合わせをしてますが、絵をしっかり描きたいので必死です。
——ここまでのエピソードで一番お気に入りのコマを教えてください!
第1話の「開いてみてのお楽しみ!」のシーンですね。人の核の部分に触れている、と思うので。
——第5話では蒔江と先輩の関係性や気持ちを揺さぶる、大きな出来事が起こりました。今後、お話の展開はどうなっていくのでしょうか!?
蒔江と先輩にとってどうなったら幸せか。そして読者の方も、作者の自分も含めて、みんなにとってどうなったら幸せかをずっと考えてます!
——最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします!
『あの人の胃には僕が足りない』では、普段の日常も、誰かとの出会いも、ワタリなどの超常現象との遭遇も、全て舟次蒔江と満腹さちの関係性を掘っていくために描かれています。ですので、1巻以降、巻を重ねていけば、さらにふたりの違った一面や、深まっていく仲が楽しめるものになるんじゃないか、そうなれたらいいなと思ってます。月刊連載なのでどうしても歩みは遅いですが、ふたりの今後にお付き合いいただければと思います。ファンアートや感想、すごくうれしいです。ありがとうございます! 🍴
【おまけ】 もっと教えて! チョモラン一問一答!
- Ⓠ
- 好きなコスプレは?
- Ⓐ
- メイド服です。
- Ⓠ
- あの人の胃には略称問題について
- Ⓐ
- 僕は「あの胃」と呼ぶ! でも呼びやすいのが一番なので、皆さん、好きに呼んでください。
- Ⓠ
- いま一番したいことは?
- Ⓐ
- ゲームか旅行! 早くスキーシーズンになって欲しいですね。
- Ⓠ
- ペンネームの由来は?
- Ⓐ
- ゲームセンターでのユーザー登録の際、チョモランマなんたらみたいな長い名前を付けようとしたら5文字までしか入らなくてチョモランになりました。その後、イラストを雑誌に投稿する際、友人にペンネームの相談をしたら「チョモランでいいだろ」と投げやりに意見をいただき、そうしました。それからずっと、そのままです。
料理上手な中学生・蒔江は恋をしていた。お相手は高等部の先輩・満腹さち。彼女の意外な一面、それはいつも空腹なこと。
「料理で胃袋をつかんで、先輩とお近づきに!」…なんて思っていた蒔江の初恋は、さちの重大な「秘密」のせいで、命がけの一大ラブストーリーへと変貌をとげる。
異形の年上彼女╳尽くし系年下彼氏が織り成す、異“食”の恋愛怪異ファンタジー!
「料理で胃袋をつかんで、先輩とお近づきに!」…なんて思っていた蒔江の初恋は、さちの重大な「秘密」のせいで、命がけの一大ラブストーリーへと変貌をとげる。
異形の年上彼女╳尽くし系年下彼氏が織り成す、異“食”の恋愛怪異ファンタジー!
【初版のみ特典】豪華執筆陣によるアンソロジー小冊子16Pつき!(※紙の単行本初版のみで実施)
執筆陣(敬称略・順不同)
ホムンクルス、仲谷鳰、キナコ、雨隠ギド、カワハラ恋、しろまんた、櫻井エネルギー、飴沢狛、リムコロ単行本情報
試し読み
-
- モーニング・ツー
- あの人の胃には僕が足りない
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